2009年第37回総会
歌手 近江綾さん |
元気な若い力 |
懇親会会場 |
懇親会【挨拶とご来賓紹介】 いよいよお楽しみの懇親会です。世の中の景気がぱっとしない中、会員の出足も今一つとの感が免れませんが、懇親会の開会のことばは斎藤和敏副会長(昭45年度土木)が行いはじまりました。 つづいて池畑守会長が挨拶を述べました。 「本日は好天にも恵まれ、遠くからお集まりいただき感謝する。青森県人会から和田敏美氏、東京青森県高校同窓会連合会から松野順三氏、母校校長遠藤智久先生、母校同窓会長東昭悦氏をはじめ、友好団体、東奥日報社、デーリー東北新聞社、各高校同窓会支部の方々、われわれ会員一同、心より歓迎いたしたいと思います。世の中は不景気の荒波で、多くの会社は赤字経営を余儀なくされているが、中には業績の良い会社も存在する。そういう会社は普段の経費節減を徹底していると聞いている。私どもの母校はその不景気を越えまして110周年を去年迎え、会社ではありませんが黒字経営をもって、学校が繁栄していくことを期待している。昨年は"三本木農業高校馬術部"の映画上映に際し、青森県人会並びに高校同窓会連合会の皆様には、入場券販売に多大なご協力を賜り、厚く御礼を申し上げる。わが母校もなんとなく全国的に知られるようになりました。農業の衰退ムードをここで明るいものとするためにも、農業高校の役割が問われるが、同時に新しい方向づけが必要になってくると思う。」 母校本部同窓会長東昭悦氏は 「この6月21日の総会で、佐々木敏雄前会長が体調の都合で辞められることになり、急遽若輩者の私が会長を引き受けることになりました38年度農業課卒業の東昭悦と申します。昨年は創立110周年行事が行われ、皆様からのご協力により成功裏に終了することが出来ました。心から厚く御礼申し上げます。ついこの間、三農の体育祭に招かれ、行ってきましたが、三農魂を発揮し三農健児のはつらつとした様に、感動すると共に伝統の重みを強く感じました。これも遠藤校長先生はじめ先生方のご指導のたまものと、有難く思っています。」と述べました。 遠藤智久校長は 「就任2年目になりました。同窓生の皆様からは本当にお世話になっており、心から感謝申し上げます。昨年110周年行事の一環として、吹奏楽の楽器と大太鼓を買っていただきました。吹奏楽部員が16名いますが一生懸命練習に励んでいます。現在6学科で618名の生徒が在籍しており、活動の状況はお手元の4枚の資料にあるとおりです。運動部では馬術と相撲とアーチェリーが良い成績をのこしている。(詳細略)23年に青森県でインターハイが開催されますが、それに標準を合わせてがんばっています。農業クラブでは、青森県の大会においてはかなり独占状態であり、福島大会、東北大会で3つプロジェクトの中で1つが最優秀ということで全国大会に進みました。太陽光発電施設を県内2校ですが、三農にも設置されることになり工事に入ります。それから青森県では初めてですが、フィランドから留学生1名(女子)を受け入れました。英語圏でないので言葉では四苦八苦ですが、一生懸命頑張っております。秋祭りには浴衣を着せて出しました。ハーバード大学出身の先生がおりますが、この二人が沿道の関心をもって迎えられたようです。それから昨年上映された"三農馬術部"DVDが5月に発売になりました。どうぞ買っていただきたいと思います。最後になりますが、若田さんがついこの前宇宙から帰還しました。その際宇宙空間に半年間保管されたマメ科の「ミヤコグサ」の種子を持ち帰りましたが、そのうち100粒ほど分けていただきました栽培実験することになりました。東北では本校だけですが《宇宙教育プロジェクト》と呼ばれその実験が非常に興味を引きます。今年もいろいろ様々な試みを進めています。」と近況報告がありました。 【ご来賓の紹介】 各高等学校東京支部の皆様、青森県人会、十和田会などの友好団体、新聞社など40名のご紹介のあと、代表して青森県人会副会長和田敏美氏から挨拶、その中で10月31日に開催される青森人の祭典(上野精養軒)があり参加要請と、県人会への入会についてお話がありました。 【乾杯・懇談】 最長老の佐川孟三氏(昭和13年度卒)が乾杯の音頭、「新同窓会長が東昭悦さんですが、私が農学校のときに一級上に東セイチ?先輩がおり、三農を主席で卒業、県知事から銀時計が贈られました。なんとこの方が新会長のお父さんです。そして今日展示販売に来ておられる東真之さんは(上北農産加工東京駐在)新会長の息子さんです。不思議なえにしを覚えます。」と結び高らかに祝杯をあげました。 今回は新卒者の出席がなくちょと寂しかったが、17年経済科卒の芋田奈穂さんと同じく 佐々木春菜さんが参加され大もてでした。この後のビンゴゲームのお手伝を頂いたが、明るいキャラクターで会場を盛り上げてくれました。 【アトラクション】 三農出身初の演歌歌手村上勝行さん(36年度商業科卒)がこのたびデビューしました。地元では「駒っこサンバ」などで活躍している。今日は新曲「創年」と「寿情話」を、津軽三味線の斎藤友久さんの津軽の旋律を演奏、最後には十和田市出身の歌手近江綾さんが「三つ葉葵の渡り鳥」のほか数曲を歌い上げました。 【オ-クションとビンゴ】 三農東京名物、三農直送のニンニク、ナガイモ、メークインなど4点を破格販売、またたくまに完売しました。ビンゴゲームは全員に当たる仕掛け、奈穂さんと春菜さんが頑張ってくれました。 【閉会あいさつ】 五十嵐八代栄副会長から「皆様のご協力のもとでこうして楽しく会を続けることが出来ます。本日は本当にありがとうございました。万歳三唱で締めたいとおもいます。バンザーイ、バンザーイ・・」目出度く終了しました。なお、二次会が別室で行われました。 |